

先人の教えは偉大なり
2013年11月23日
「泥棒を捕えて縄をなう(どろぼうを とらえて なわを なう)」
準備を怠り、何かが起こってからバタバタとあわてて、結局間に合わないということわざです。
携帯やネットが普及して便利になり、「まぁ、なんとかなるでしょ」ということが多くなりました。待ち合わせ場所までの所要時間や行き先を、前もって調べておかなくても携帯があれば、電車の乗り換えの検索も移動中に出来ますし、万が一遅れても携帯があるので「10分おくれまーす」なんていう連絡も出来てしまいます。
でも、受験会場までの行き先は、油断せずにきちんと調べ、余裕を持って出かけましょう。お友達との待ち合わせは待ってもらえても、試験開始時間は待ってくれません。
特に、アメリカに住んでいると車での移動がメインなので、慣れないバスや電車での移動は、SUICAのチャージで手間取ったり、乗り継ぎの際に駅の構内で迷ってしまったりと、トラブルはつきものです。
「転ばぬ先の杖(ころばぬ さきの つえ)」
前もって用心しておけば失敗はないということわざです。24時間、365日このように考えて行動していたら疲れてしまいますが、受験という人生の一大イベント、気を引き締めて万全の態勢で挑んでください。
先日、シカゴ校の男子トイレが「使った後に流れない」というトラブルがありましたが、さすが月田先生。作業用のゴム手袋(ドクターが手術のときにするみたいなもの)をシャキーンと装着して、ささっと直してくれました。
かたや、おろおろするだけの私。「泥棒を捕らえて縄をなう」どころか「トイレが壊れて月田先生に泣きつく」でした。
反省。
シカゴ校 二瓶 由希子