

天才児との話(西船橋)
2022年09月26日
2022年9月26日(月) ena 国際部西船橋校
シンガポール校時代に天才を教えたことがありました。
その子は、小学3年生にして中学3年生の数学を理解していました。
話す内容も「学校の友達はね、名前の文字数は7字でね」とか
地図を見て「北極はどうして上(北)にあるの?」とか
「お月様が、なぜ明るく見える理由はねー」など、
まー天才のエピソードにある話をしました。
僕はそのことの授業がとても大好きでした。
その子との授業は個別指導でしたが、教えることは一度もありませんでした。
導くってこともなく、ただただ問題を一緒に考えるようにしました。
授業準備も難しい問題を用意して、一緒に考えるというものです。
なぜなら、その子には、自分の理屈で仮説をたて検証し、ちがったら再度仮説をたて検証するサイクルを学んでほしかったからです。
この仮説の構築と検証する。そしてその結果を分析し、再度仮説をたて検証していく繰り返しを、この天才の子が学んでくれたらいいなと思っていました。
この繰り返しはOODA LOOPといわれています。
Observe(観察)→問題を読む
Orient(状況判断、方向づけ)→表や図で文章問題の情報をまとめる。
Decide(意思決定)→解法の決定
Act(行動)→解く
そして、解けないなら
Observeからやり直し。
僕は小4以上の生徒には、結局OODA LOOPを高速で回転できるように教えています。
僕たち講師は、受験本番では生徒と問題を一緒に解くことはできません。
生徒が自分で問題を解くしかないのです。
そのためのOODA LOOPです。
森 博行
ena 国際部 西船橋校
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