2023年2月23日(木曜日) ena 国際部東京校
揺れる2月、3月①
いろいろなところで再三お伝えしているのですが、
2月、3月は揺れます。
学校では旧学年、塾では新学年。
気持ちはまだ受験学年になり切れていないのに、受講する講座は倍近くになってしまう。
親の気持ちと子どもの行動のアンバランス。
2月、3月、春期講習会のまるまる2か月間でこの揺れを止める必要があります。
国語
漢字テスト、音読練習が上達のカギです。
漢字は「答えも範囲も実施日時も1週間前にはわかっているテスト」です。
これができると他の受験勉強もうまくいきます。まさに「受験勉強の縮図」です。
学年相当の漢字であることには変わりはないのですが、語彙のレベルが受験のレベルです。
受験をしない小学生であれば知らなくても支障のない言葉もどんどん出てきます。
受験をするのであれば帰国生であっても知らなければならないものばかりです。
塾の勉強が初めてであればご家庭でのサポートが必須だと思いますので、ぜひ一緒に取り組んでみてください。
計画的に毎日ことコツやることがポイントです。
そして、授業の2日前には(水曜日に授業だとしたら月曜日)1度ご家庭で「リハーサルテスト(形式自由)」を実施すると、たとえその時にできていなくても、次の日に修正ができて、その次の日の塾のテストで点がとれます。
音読は、授業で学習したものを毎日2回ずつ読むと効果的です。
半年間、漢字と音読を続けただけで偏差値が20上がった例を複数見ました。
もちろん継続するのが難しいのですが、それだか効果があることは間違いありません。
中学受験の国語の文章は2~3学年上の文章を読むことになるので、1回読んだだけでは分からないことだらけですので、何度も読んでほしいです(声を出して)。
授業で扱えなかった文章も読んでほしいのですが、その際「精読をしたうえで」音読してください。
文章の意味が分からないまま読むと「ただ音を発しているだけ」になりかねません。
文章読解のテクニックにこだわる段階ではまったくありません。
ちゃんと文章を読んでちゃんと問題を読んで、自分なりの根拠をはっきりさせて解答を作成してほしいです。
たとえ間違ったとしても、「どうしてそのこたえなのか」を追い求めてください。
小6特訓国語
知識問題で負けない
制限時間内に入試問題に取り組む
この2つで「受験生」になっていきます。
気持ちを受験生にするのに一番手っ取り早い講座ですし、そうなってくれれば受験勉強は「当事者意識をもって」走れます。現在32名も申し込んでくれています。
漢字と音読(精読後の)の継続、根拠を求める読解、です。
いろいろあるかもしれませんが、まずは2月、3月を走り切ってください。
揺れを止めるためには、3月の帰国生模試を受けてください。