2019年3月9日(土曜日) ena 国際部東京校
漢検挑戦記4
長らく実感していない「生徒の立場」を経験するために、
そして、そこで感じ、考えたことを日々の指導に活かすために、
漢字検定に挑戦したことがあります。
記憶を辿りながら書いてみます。
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1週間やってみて、方向転換です。
朝起きたら30分から1時間は前日までの復習をする。
電車の中ではネット内での漢検関連のページを見て学習する(問題集で学習した内容が頭に入っているかの確認ができました)。
帰宅後や休日はひたすら問題集を進める。
どんなものでも、その場で必ず記憶する、記憶したものは絶対に忘れないという鬼気迫る気合いで学習する。
そんなふうに決めました。
必ず書いて、自分の手で書けることを確かめる。
1度頭に入ったことを忘れてしまったり、アウトプットできなかったりするするのは、頭の良し悪しではなく、気持ちの問題だと自分に強く言い聞かせました。
「1回でできてしまったら大変だ。できるわけがない。簡単に覚えたものは簡単に忘れてしまう。理解して覚えないとだめだ。10回は繰り返して、それでもできない場合に『できない』と言いなさい。」そんな指導をしている自分の中に矛盾が生じていました。
準備が後手後手になっているせいです。
要は、出てきたものを全部覚えてしまえばいいんです。
そう割り切り、そんな感じで2週間、3週間が過ぎました。