

駆け出しの頃3【再掲】
2018年10月06日
2018年10月6日(土曜日) ena 国際部東京校
駆け出しの頃3【再掲】
【すぐに任されたもの】
・保護者面談
話すことがない、詳しく知らない、などはこっちの事情。保護者の 皆様は、話してほしいし、自分では調べられない情報がほしい。 自然と年月を経て成長してから面談をするのではなく、面談の直前 直後に成長しなさい。面談は校長がするものではない。一番経験の ないあなたがするものです。そんなふうに言われました。 泳げるようになってから人の目のあるプールや海で泳ぐのではなく、 人前でどんどん溺れなさいという感じで言われました。
・問い合わせ対応
時間割を暗記していますか。料金を暗記していますか。状況を聞い て何をおすすめするか瞬時に判断してください。一度受けた問い 合わせは、校長や先輩にかわってもらわず、最後まで自分で 案内してください。もう一度。時間割と料金は暗記していますか 。営業をやりたくて塾の先生をやっているわけではありませんが、 自分たちが取り扱っているものは最低限把握しなさい(興味と責任感があれば何度も見るから勝手に覚えるはず)。 これに関しても、教えてもらっていないは通用せず、 自分で把握しなさいと。
・時間割作成
全体を把握しないとできない作業。いろいろな提案をしても先輩や 校長は、うんと言わないことが多いかも。理不尽や意地悪ではなく 、もっともっと深く考えていて、そしてそれはあなたと同じ土俵で 議論できるものではないかもしれない。あなたはそれに対して、 なんでわかってくれないんだろ、自分の考えのほうが優れていると 思うかも知れない。説明は難しいが、そういう次元ではない。とり いれられるとしたら温情措置とかへそ曲げ防止とかです。
今思えば、任せてもらえることは「しんどい」 のかもしれませんが、恵まれていました。新米・ 新人に任せるくらいなら、 自分でやった方が早いし確実だし責任も負いやすいのが本音ではな いでしょうか。(新米・新人のために)仕事を作る仕事は、 それだけでも時間と労力が必要で、 それをハラハラしながら見守り、点検し、 最終的には自分でやり直さなければなりません。悲惨な場合は、 提案だけして自分では何もしない、 最後まで自分の責任でやらない、 なんだかんだ言い訳されるかもしれません。恵まれていました。 いくつの責任逃れをし、いくつの無責任な行動があり、 そして気が付いていないものまであるにちがいないと思うと恥ずか しい限りです。
日々精進します。